友人の日記を見て、CUEなりにも普天間問題を考えてみるんですが・・・
みなさん、どう思います?
今、普天間問題でこの小さな島、沖縄が毎日全国ニュースになってますが・・・。
基地全面返還は難しいとして、その負担を少しでも県外へ分散させるべく県外移設!!と県民大会や平和行進とかデモ活動が行なわれてるけど、沖縄から基地ってなくなるかな?
たぶん、NOだろうね。
一部移設が行なわれたとして、たぶん基地全域からしてみたら、ほんとにごく一部なんじゃないかな。
たたみ一畳分でも、一部っちゃー、一部だからね。
県外移設が行なわれたからと言って、「あ〜確かに基地減ったなぁ〜」って実感できることはないはず。
と、現実問題そう思うんですが・・・。
ずっとニュースを見てて思うのが、鳩山さんに対し、「基地の全面撤退が県民1人1人の声です!」と主張してる人がいましたが、それは嘘です。絶対。
1人1人にアンケート取ったわけでもないし、なんか今の沖縄の雰囲気は明らかに「基地ってあった方がいいんじゃない?」って言うと、たぶん「おまえ、それでもウチナーンチュか?」って言われそうな感じだからね。
しかも、メディアもその反対派にばかり焦点を合わせてる気がして、そういったメディアを見た子どもたちは、基地は要らないもの、軍隊は危ない、外人も危ない、そういう印象を持ってもおかしくないんじゃないかな。
でも、冷静に考えてみると、やっぱり基地があることで沖縄県に大きな雇用を生み出してるし、実際自分の友人も基地で働いていて、申し訳ないが日本の公務員よりもいい待遇の友人もいる。
確かに大きな事故と隣り合わせで危険性が大きいかもしれないが、米軍基地があることによる経済効果も無視できないんじゃないかな。
軍雇用員だけじゃなくても、土地を軍用地に持つ県民はそれなりの軍用地料ってものが入ってくるので、それを支柱に生計を立ててる家庭も少なくないはず。
戦争は絶対にダメだ。
ただ、戦争反対→米軍撤退→平和・・・って構図が成り立つか?
これもNOだろうね。
たぶん、米軍が撤退したら、膨大な失業者が増え、その失業者の生活を保障しろ!!!って争いに発展するのは決まってるけどね。
失業率NO.1の沖縄で軍雇用員が失業したら・・・
それこそ、県民同士での戦争が起きる様な気もしてならないんだけど・・・。
だから、一概に「米軍反対!あっちいけ!!!」とも、自分は言えない。
戦後の沖縄の復興を支えたのもアメリカの経済効果なはずよ。いまでも、その面影が残る街はポツポツあります。
でも、もうすたれてしまって廃墟同然の繁華街と化してしまってますがね。
実際、その苦しい時代に死にものぐるいで働き、資産を築き上げ、今その子や孫が恩恵を授かってるってとこもいっぱいあるんだよ。
反対派の気持ちもわかる。大学構内にヘリが墜落、婦女暴行事件、TAXIを巻き込んだ窃盗事件、あと車の運転も荒いな・・・。
そういった危険性は普通に生活してたら起こるはずがないものですからね。ただ、ここは沖縄。
ぜひうちの県に基地を!!なんて歌ってくれるとこなんてないだろうし、悔しいけど我慢するしかないのかな。
県民大会でみなで反対!反対!言って、黄色を身にまとい意思を示しましょう!!って言われても・・・
自分は基地がなくなった沖縄に大きな不安を感じるし、その解決策を政府が取ってくれるとも信用できないから、安易に基地反対!なんて言えないですよ。
反対派のみなさんは、そこまで考えて声を上げてるのかな・・・。
小さい子もたくさんいたけど・・・。
基地があって潤う沖縄の経済情勢。
普天間問題にはもっといろんな意見があっていいと思うんだけど。一方にしか目を向けられてない気もするし、反対派に意見することは目立ってしまうので、何も言わないって人もいるかもしれないですね。
結局は、米軍基地にも依存しないと自立できない弱い沖縄という問題なんだと思う。
すごく時間がかかるんだろうなぁ・・・。
平和ってなんだろうね。
このブログは、あくまで自分個人の意見です。ぼくは普天間にも、嘉手納にも住んでいるわけではないので、すごく無責任な発言もあるかもしれませんが、いちウチナーンチュとして自分レベルで普天間問題に向き合ってみました。
別に誰かを中傷しようとか、批判しようとか、そういう記事ではありません。
ゴメンね。日曜日にこんなブログで・・・。笑
たまには、ね!!
もう、ブログタイトルからドキュメンタリー風なんだから〜♥
やりすぎよ!CUEちゃん!!
もう!笑